すぐに業務で使えるExcel(エクセル)の基本の使い方を、分かりやすく解説します。基本の便利な関数やショートカットの一覧表もあり、この記事だけで一気に初心者脱出を図れます。
作業効率を改善するマクロや仕事でよく使う表の作り方/グラフなどもご紹介しますので是非ご覧ください。
エクセルの厳選ショートカット
ここまでExcelの基本的な使い方をご紹介してきましたが、ここからはより業務を効率的にするための方法です。まずは、作業スピードが格段に上がる、ショートカットを厳選して8つご紹介します。
機能 | 機能説明 | ショートカット(Windows) | ショートカット(Mac) |
上書き保存 | 既存のファイルに対して行った変更内容を、そのまま保存する | Ctrl + S | Command+S |
戻す | 以前に行った操作を取り消し、一つ前の状態に戻す | Ctrl + Z | command + Z |
コピー | セルやセルの内容を複製する | Ctrl + C | command + C |
切り取り | データを元の位置から削除してクリップボードに一時的に保存する | Ctrl + X | command + X |
ペースト | データや書式、関数などを別の場所に簡単に貼り付ける | Ctrl + V | command + V |
全範囲選択 | ワークシート内のすべてのセルを一度に選択する | Ctrl + A | command + A |
検索 | データ内で特定のテキストや値を探す | Ctrl + F | command + F |
一番端のセルへ移動 | 表の一番端のセルに瞬時に移動する | Ctrl + 方向キー | command + 方向キー |
「エクセルを体系的にしっかり学びたい」とお考えの方は、以下の記事も参考にしてください。
明日からでも使えるマクロ機能
集計や分析に使えるExcel(エクセル)ですが、作業にかなり時間がかかってしまうこともしばしばあります。そんな問題を解決するのが「作業の自動化」です。
「Excelにおける自動化=マクロを組む方法」の中でも、一番簡単にマクロを使うやり方をご紹介します。
開発タブの表示
最も簡単な方法は、実際に動かしている動作をExcelに覚えさせる方法です。その方法はまず「開発」タブを表示するところから可能です。
操作の記録
次に操作を記録しましょう。「開発」タブ内の「マクロの記録」を押すと、「記録終了」ボタンを押すまでに実行した内容を記録することができます。
マクロの実行
記録が出来たら試しに実行をしてみましょう。「開発」タブから「マクロ」ボタンをクリックして、実行したいマクロを選択し「実行」を押すと記録をしたマクロが動きます。
エクセルの基本機能や使い方
まずはExcel(エクセル)の基本の機能や使い方をご紹介します。機能は、大きく3つのカテゴリーに分かれます。
計算機能・関数機能
足し算や掛け算などの基本的な計算をしてくれる機能だけでなく、特定の目的に合わせてデータを処理して、合計値の計算や平均値の取得、条件に基づくデータの選択など、多様な操作を可能にしてくれる関数機能があります。
表機能・グラフ機能
表機能は、数値やテキストをセルに入力し、それを集計、計算、整理することができる機能です。しかも、数式や関数を用いてデータを操作し、自動的に計算結果を更新することが可能です。
グラフ機能は、表に表現されたデータを視覚的に理解しやすくするための機能です。さまざまな種類のグラフ(棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフなど)を作成することができ、データの傾向や関係性を直感的に把握するのに役立ちます。
データベース機能
データベース機能とは、Excelを使用してデータを効果的に管理、集計、分析するための機能です。複数の項目やフィールドから成るデータを扱い、必要に応じて検索をかけたり、絞り込むことが可能です。
これにより、大量の情報を整理し、特定の条件に基づいて情報を取得することが容易になります。